2023/05/04

ハンドポンプ比較(レザイン、トピーク、例のポンプ)

だいたいソロライドで、雨天は基本はしらないのもあって、滅多にパンクはしないのと、慌ててリカバリするほど急いでもいないので、そこまでポンプ性能は重視していなかったのですが、軽量化ばかり優先すると、必要空気圧まで上げるのがつらい、というのもあるのが難しいところ。

いままでは、軽量性(77g)、利便性(ホース内臓)でレザインのHP DRIVEを使っていました。数年前に話題になった例のポンプ(LAND CAST)のコンパクトモデルも買ったのですが、ホース(なくても空気は入れられるのですが)を入れるちょうどよいところがなくて、使っていませんでした。(楽に入れられる、と言いつつ買ってから2年くらい一度もパンクしていない・・・)

そんなおり、今さらですが、トピークから、例のポンプ同様の仕組みのハンドポンプが出ているとのことで、購入して比較してみることにしました。
1.LEZYNE HP DRIVE
2.LANDCAST マジックポンプ(例のポンプ)コンパクトモデル
3.TOPEAK ROADIE

結論としては、しばらくトピークのROADIE TTを使おうと思います。

以下比較内容
左からLEZYNE HP DRIVE、LANDCAST マジックポンプ(例のポンプ)コンパクトモデル、TOPEAK ROADIE

1.重さ
 HP DRIVEはホース内臓でも一番軽く、ROADIE TTが一番重い。その差25g。



2.長さ
 ざっと比較してマジックポンプが18cm、ROADIE TTが19.5cm

3.性能 ※Vittoria Latexチューブ、VittoriaCorsa28Cで実験(そこまで厳密にやっていないのであくまで目安ですが、何回ポンピングしてどれくらい空気が入るか試しました)
   ポンピング回数、HP DRIVE、マジックポンプ、ROADIE TT(数値はBar)
 100 2.0 1.4 2.0
 150 3.0 2.1 3.0
   200 4.0 2.5 4.0
   300  -   3.5  -

  例のポンプ(マジックポンプ)はコンパクトモデルなので1回あたりに入る空気が少ないため、ある意味当然ですが、このような結果になっています。
 HP DRIVEとROADIE TTが同じ結果に見えますが、重さは全然違って、HP DRIVEは150回くらいから結構つらくなってきて、200以上はあまりやる気になりませんでした。ROADIE TTは200回超えると重くなってきますが、まだまだいけるので、最近の太目タイヤで5気圧前後の運用なら実用性も問題なさそうです。マジックポンプのみ300回まで入れてみましたが、3.5気圧までしかはいらず・・・ただポンピングの重さはROADIEくらいなので、回数は多く必要だが空気を入れることはできそう。

4.その他
 HP DRIVEのみホース内臓なので、バルブを痛めず勢いよくポンピングできます。マジックポンプも別売りのホースをつければ同様ですが、仏式バルブに使う際には口金を回して引っ張りださないといけないので、手間と耐久面でややマイナス(米式バルブ対応というメリットはあるが、ロードバイクしか持ってないので)ROADIE TTはレバー式で固定は簡単なのがよい。

結論
滅多にパンクしないけど、パンクしたときにつらいのや嫌、という横着な自分では、ダブルアクション系のポンプは必須。あとは好みですが、シンプルで使いやすいRoadie TTを使おうと思います。マジックポンプとの差は7gくらいですし、ポンピング回数が結構違うので。マジックポンプの20cmサイズだとまた違うかもしれないけれど。

0 件のコメント:

コメントを投稿

アジリストファストつけてみた

背景 ヒルクライム用ホイールにつけていたタイヤ(アジリストTLR)が何か踏んでしまったようでスローパンク状態になってしまったのでタイヤを交換することに。 今回はパナレーサーのハイエンドで、速くてグリップも良いというレビューをそこそこみるアジリストファストにしました。 走行後。まだ...