2021/12/30

オルベア アクア 2010 のアップグレード

2021年は、コロナ禍の運動不足解消とダイエット兼ねて5年ぶりくらいに自転車に乗り出した年でした。そんな中で、自転車をアップグレードしようと思ったんですが、何しろ10年前モデルで、ネットに情報もあまりなく、新しいパーツは使えるのか、今と何がちがうのか、などわからないことだらけ。(コンポーネントがティアグラの9速モデルということくらいしか把握してない)


タイヤだけアップグレードした頃の写真

ということで、せっかく情報収集したので調べた結果を記録しておく。
ちなみに、調べる過程で、数年のうちに自転車を取り巻くトレンドなどがいろいろ変わってることを知り、浦島太郎状態だった。(ワイドタイヤ、ディスクブレーキ化、グラベルロードの流行、コンポは12速化へなど。DI2はギリギリ知ってたけど。)

<完成車情報>
モデル:オルベア アクア 2010年モデル ティアグラ完成車
フレームサイズ:51
コンポーネント:シマノ ティアグラ(R-4500)
チェーンリング:50-34T
スプロケット:12-25T 9S
クランク長:170mm
ホイール:シマノ R500
タイヤ:Vittoria Zaffiro 23c
サドル:セライタリアX1
シートポスト:オルベアカーボン 径31.8mm

<アップグレード検討ポイント>
1.ワイドタイヤ化
最近はワイドタイヤ主流で乗り心地もよくなるのでしらべてみると、25Cまでは大丈夫そう。28mmも入らなくはなさそうだけど、ホイール着脱時にブレーキキャリパーに干渉しそうだし、フレームとのクリアランスもかなり少なくなりトラブルも起きそうなので見送り。しばらくは家で眠っていた保存状態がよさげな23Cタイヤがいくつかあるのでそちらを使い、その後に25C化予定。

2.ホイールアップグレード
アップグレードというとタイヤと並んで効果が大きいところだが、ピンキリで何を買うのが満足度が高いのか悩ましいところ。もともとついているのが、前後輪で2kgくらいあるR500なので、ある程度軽いものにはしたい。カーボンは高いし、ブレーキシュー交換などもいるようなのでアルミで。ブレーキキャリパーとリムの間隔がかなり狭いので、R500と同じリム幅20.8mmで探すと、9S対応のものなら大丈夫らしく、RS500RS700で迷ったが、落ち着いて価格差を見てRS500でも十分と決定。
なお9Sの場合、スプロケットとの間に1.85mmスペーサーが必要とのことだったが、ホイール買ったらついてた。
フロント847g、リア1097gから、フロント705g、リア944gで、300gほど軽量化。

3.コンポーネント
自分で交換できるパーツで、坂を上る助けになりそうなものが無いか調査。

スプロケット交換
なんか大きいギアつけたいな、と調べたがなかなか苦戦したところ。
もともと付いてるギア調べたら12-25tとかなりのクロスレシオなので、30とか34とかつけようかな、と思ったのだがそうはいかないことが判明。トータルキャパシティ(ギア差の上限)で使えるギアが決まるとか。自分のティアグラの型番も最初わからず、R-4500とわかっても、ネットでは4700とか、4600の情報しかなくてなかなか大変だった。

ようやくわかった型番は、ティアグラ R-4500のトータルキャパシティは31。
現状フロントが50-34(差が16)、リアが12-25(差が13)で合計29/31という状況だった。
チェーンリングは変えない予定なので、リアのギア差は最大15。トップ12枚なら最大27枚。まあレースとか出ないから、14-28とか、15-30とかでいいんだけど、と探したのだが、シマノの9速スプロケットは11-28とか、11-32、12-36とかばかりで該当するものがない。105とかアルテグラでリアディレイラーのケージを変更して対応する記事とか、シマノ以外の部品でスプロケット組むなら実現可能性ありそうだったが、あまり情報もなく、純正品以外でトラブル起きても嫌なので一旦変更を断念・・・

4.サドル
これはアップグレードといよりは、もともとついていたサドルの表面がボロボロに劣化してきたので買い換え。ショートノーズが流行ってるので気になったけど、前乗りしてパワー出すという感じの乗り方でもないので見送り。せっかく買うなら多少軽くて、穴あきのものから探して、フィジークのアリオネを購入。軽くなったのはわかるが、自分にあっているのかどうかはまだわからない。

4.シートポスト
これもアップグレードじゃなくて、もともとあったカーボンのものが行方不明でアルミのがついているので買い換え。Amazonでオフセット付きのカーボン製の安いものを購入したくらい。

5.ブレーキシュー
雨や下りが苦手で、ブレーキシュー減ったり、ホイールロックしたりすることもあったので、少しでもよくなれば、と調べたら、ブレーキシューを変えるだけでも効果ありそう、とのことで、アルテグラのカートリッジ式に交換した。シューだけ交換できるので、角度調整とかしなくてすみそうなのは嬉しい。

6.チェーン
デュラエースのチェーンが良いらしいと聞いたが、11Sのチェーンと互換性はないとのことで、105のものすらつかないと判明。少し伸びていたから単純に買い替え。


ということで、色々調べた結果、ホイール交換とブレーキシュー交換だけになったけど、パーツ交換で走るのがまた楽しみになったのが一番の効果かもしれない。


2021/12/25

Wahoo Kickr& KickrClimbでRouvyやってみた

 インドアトレーニング環境を一新したので、早速Rouvyで走ってみました。


バーチャルライドはZwiftがやっぱりメジャーらしいんですが(よくわかってない)私はレースとかは今のところ興味がないのと、実際の峠道とかをマイペースで走りたいので、ARが体験できるRouvyを利用してます。

日本のコースでは、ヤビツ峠とか、箱根とか、2021年の東京オリンピックコースとかもあります。Rouvyでは過去に走った人の記録と一緒に走れるので、自分と同じくらいの(遅めの)人と一緒に走ると、ちょっと前の人についていこう、とか頑張れたりもします。

これまではミノウラのタイヤドライブ式ローラー台で、斜度にあわせてダイヤルで負荷を変えながらヤビツに登ったり(登ってないけど)していました。
Stravaとも連携できるので、バーチャルライドの記録も残せる。(ということを今さら知った)

今回スマートトレーナー(Wahoo Kickr)導入して1時間ほど走ってみたので、感想をいくつか記録。

kickr Climbとkickr Headwindを設置



バーチャルライドの楽しさは確実にアップ
知識としては理解していたが、実際に乗ってみると、臨場感は結構変わります。
斜度に応じて負荷が自動で変わるし、誰かの後ろにつくとドラフティングとして負荷が軽くなったりするだけでもかなり実装に近いイメージになる。

ダイレクトドライブ式は、確かに音は小さいが、振動はそこそこある
これは確かに音は小さいんですが、思ったより振動が大きかった。というのも、タイヤドライブ式のときは、軽いギヤでローラー台の負荷を上げていて、重いギヤを踏まないからタイヤもそこまで回していなかった。スマートローラーではリアルに近づいた分、重いギヤを踏む(=フライホイールがかなり回る)ことが増えたので、スピード出すと結構振動がある。(音はタイヤドライブ型を思い切り回すよりは静かなんですが)
ここはマットをもう少し厚くするとかした方がいいかも。(日中のるくらいなら大丈夫そうだけど)

Kickr Climbはヒルクライム好きにはやっぱりよかった
これはもともと期待していたんですが、自動的に勾配が反映されるのは楽しい。トレーナーの負荷も自動的に変わるので、登りポジションでダンシングしたり、下りを下ハンドルでぺダル踏み込んだりとか。安全に目いっぱい追い込めます。これで海外の有名な峠とか走るのは楽しそう。(その前に箱根とか走ってみようかな)

Kickr HeadWindはパワフル。そして心拍連動モードはありがたい(高いけど)
かなりパワーはあるのと、自転車の近くにおいてもまっすぐ強い風がでるので使い勝手はよい。スマートファンとしては、速度連動モードと心拍連動モードがあります。
速度連動モードはバーチャルライド感はかなりでますね。最大風速48 km/hとスピード出しているときの感覚が得られます。ただインドアでは負荷高く、速度も遅い登りが厚くて大変なので、心拍連動モードの方が実用的ですね。暑いときに強い風が吹いて、落ち着いてくると弱まるのは風の調整しなくていいのが助かります。(扇風機のリモコンを背中に入れたりしなくてよい)
まあただそこそこの値段なので、家に扇風機があるなら、それでも困らないとも言えなくないですが。

ということで、バーチャルライド/インドアトレーニングにハマりそうです。食わず嫌い?のZwiftも体験してみようかな。

インドアトレーニング環境を一新(Wahoo KICKR導入)

PCスタンドに続き、冬到来にあたり、モチベーション維持のためにも奮発してトレーニング環境を一新しました。
導入したのはWahooのスマートトレーナー

スマートトレーナーの機種選びは結構悩みました

Garmin(サイコン使っているので)傘下になったTacxとWahoo(ヒルクライム好きとしては kickr Climbが魅力)でかなり迷いました。

主な比較ポイントと優先度は以下
  1. サイコン(Garmin)との連携(Rouvyうまく使えそうか)
  2. とにかく面倒でないこと(めんどくさがりなので・・・)
  3. 実装感を得られる何か
  4. その他オプション
  5. コスパ(あいまいですが、思い切れるかどうか)
  6. 静粛性(タイヤドライブ式よりは静かそうなので優先度は低め)
で、いろいろ調べてみると

  1. サイコン(Garmin)との連携
    • これはネットでよくわからなかったけど、BluetoothやANT+対応しているとか、GarminはANT+だから、とかWahooに若干不安はあるも、海外サイトかどこかの書き込みでつながりそうだったので、どちらでも大丈夫かな、と判断
  2. とにかく面倒でないこと
    • ここはよくよく見てみると、tacxの上位機種(tacx2 neo smart)の自動キャリブレーションがいよさそう、と思いきや、wahoo Kikcrが2020年のアップデートで対応した様なので、こちらもどちらも大丈夫かと。(同時にミドルグレードは対応していないともわかり、上位機種じゃないといけなくなった。最大パワーとかパワーメーター精度とかは気にする実力じゃないんだが)
  3. 実装感を得られる何か
    • Tacx2 neo smartは路面状態をシミュレートする機能があるとか、他にもELITEとかはステアリング&勾配シミュレーション対応もあるとかあった(高かった)が、KikcrClimbがやはり魅力的。そしてライド中の左右の傾き対応しているtacx2 neo smartが一歩リードと思いきや、これも2020年のバージョンアップでWahooKikcrがクッション的なものを脚にとりつけて実現するというメジャーなところの強さが目立つ。
  4. その他オプション
    • Tacx2 neo smartは折りたためるとかあったけど、基本置いたままなのであまり関係なし。WahooKikcrはスマートファンもあるが、これは他社トレーナーでも使えるっぽい。(そして冷静にみると安い扇風機でも事足りる気もする)といったところ
  5. コスパ(あいまいですが、思い切れるかどうか)
    • これはまあ上位機種はどれも高いが、パワーメーターの校正とかやりたくないのである程度の出費は覚悟・・・あとは満足するもの選ぶくらいかな。
  6. 静粛性(タイヤドライブ式よりは静かそうなので優先度は低め)
    • Tacx2 neo smartの方がフライホイールがない(電磁式?)らしく静からしい。ただ今使っているタイヤドライブ式よりはダイレクトドライブ式なら静からしいので、それほど気にせず、厚めのトレーニングマット敷けば大丈夫かな、と。

これらの比較結果みて、KikcrClimbがあるWahooKikcrなら更改しないかな、と決めました。(スマートファンのWahooHeadwindはもはや勢いで追加)


ようやく届いて、設置

注文後、台湾から発送されたので、時間かかると思いきや意外と早く数日で届きました。


箱いっぱいに発泡スチロールでぴったり入っているので取り出すのがまあまあ大変でした。まあそのあとはつないでスマホで設定するくらいなので簡単なんですが。
あとKickr本体は持ち手はあるけど、かなり重い(22kgらしい)ので腰を痛めないよう注意が必要です。

あと電源ケーブルがいろんな国用に何種類も入っているんですが、日本向けのは3ピン型なので、変換アダプタなど必要なのは注意がいります。(届いた日につなげない、となったりする)うちは、Kickr3製品まとめて買ったので、まとめて電源タップで対応することにしました。USBポート3つあるので、ライトの充電にも使えるし。


ちなみにサイコンとの接続にANT+いるかな、とPCに接続するUSBコネクタ的なものが必要かと思いきや結局Bluetoothだけで大丈夫でした。

これで寒い日や雨の日のライドもはかどりますね。(言い訳できないともいう・・・)


2021/12/22

皿倉山初チャレンジ、しかし

 近所の有名な峠道もいくつか走ってみたので、先日皿倉山登山道にチャレンジしてきました

標高622m 平均斜度は8%くらい、最大13%とか・・・


登山道入り口からの上り。写真ではわかりづらいですが、結構上ってます。
このあとの、ケーブルカー乗り場までがなかなかキツイ坂で、上り切れるか不安なまま走ったのですが・・・


登山道崩落で3合目で通行止め・・・(まあ上れない気もしていたけど)
1/3ものぼらずに初チャレンジは終了でした。
未知がせまめなのと、坂が急で、ダンシング&ハンドル切ってシューズにタイヤがあたって転びそうになるなど、貧脚の私には少しはやかった気もします・・・
(それでもリアが25tから30tになったからか、ここまでは脚はつかずにいけたけど)

ということで、3合目?からの写真をとって帰りました。
しばらくはなれしたしんだ河内、合馬あたり走るか、インドアで修行かな・・・








 





















2021/12/20

ロングライド用にトップチューブバッグを新調(Rhinowalk防水フレームバッグ)

最近は20~30㎞程度のライドが多かったのでツールボトル1つで済んでいるのですが、そろそろ久しぶりのロングライドもしようかと思い、アクセスしやすいトップチューブバッグを新調しました。

(補給食などいれる用のものは持っていたのですが、数年寝かして置いたらボロボロに劣化していたので)

今回探す上でのポイントは2つ

  • あまり大きすぎない(補給食とスマホくらいで十分なので、できるだけペダリングの邪魔にならないもの)
  • 大きめのスマホ(iPhone8Plus)が入ること
探してみると、いろいろ大きめのものが多くて悩ましかったのですが、ちょうどよさげなのが見つかりました。

Rhinowalk 自転車 バッグ フレームバッグ トップチューブバッグ サドルバッグ バイク サイクリング 防水 1.3L T31

実物はこんな感じ

見えづらいですが、カバーもついてて急な雨とかの助かるのはいいですね。

内側両サイドにポケットがあるのでちょっとして小物を整理できる。
(外側は片方にファスナーつきポケットあり)
ちょっと大きめですが、スマホいれて、補給食いれたらまあまあうまるのでこんなものかな。ロングライド時はこれとシートバッグがあれば大抵乗り切れそう。

2021/12/19

PCスタンドを購入してみた

 ローラー台用にPCスタンドを導入してみたら、意外とよかったので紹介。

これから冬本格化ということで、ローラ台の利用機会も増えると思うので、Rouvyでのヒルクライム練習のおともにPCスタンド(デバイススタンド? よく名称がわからず探すのに苦戦した)を購入。

Zwift用みたいな自転車メーカーやパーツメーカーのものは結構高価だったのと、ローラー台専用になってしまうのもなんなので、汎用なものを探したところ、1万円ほどでよさげなものを発見。

LOE ノートパソコン 自立型 アームスタンド 寝ながらスマホ ・タブレット LUP8A

(Amazonで割引中なのか、ちょうど1万円くらいでした)

早速届いたので開封


こんな感じに入ってた。(写真撮り忘れて戻したので若干配置は違うかも)
組み立ては説明書がわかりやすかったので10分くらいで完了。
こんな感じですが、小型のスマホ/タブレットホルダーにも変更可能です。
早速Rouvyでお試し。PC操作もできるのでいい感じ。(部屋が狭いのでごちゃごちゃしてますが)


これでまたなかなかいけないヤビツアタックもまたやろうかな。



2021/12/18

2021年12月18日現在の記録

 せっかくブログで記録をはじめたので、現時点の記録を書いておきます。

  • 身長168㎝
  • 体重70kg(これでもそこそこダイエットした・・・)
  • FTP 197w 2.77w/kg (GarminConnectより。基準がわからない)
  • VO2Max 48 (同上)
10年前にヤビツに上ったときは、68分、80分くらいでゆっくりしか登れないくらいだったので、まずはそのレベルに戻すところが目標。先日Rouvyでヤビツ登ってみたらぎりぎり60分切ったので、まあまあかも。(スマートローラーでもないのであくまで参考記録)


現在の自転車

 とりあえず、今乗っている自転車を備忘のためにも記録。アップグレードやカスタマイズ遍歴については別途記録予定。気づけばフレームとステム以外はほぼ変わってますね。

フレーム オルベア アクア 2010年モデル

コンポーネント シマノULTEGRA R8000(TiagraR4500から変更)

ハンドル Deda Elementi zero1 ドロップバー

ホイール シマノ RS500(R500から換装)

スプロケット シマノ CSR-7000 11S 11-30T

タイヤ Hutchinson ATOMComp 23C

チューブ ブリジストン エクステンザ 超軽量チューブ

サドル フィジーク アリオネ R1 Open

シートポスト カーボン(Amazonで買った3000円くらいのもの)

ペダル Garmin Rally RS200

クイックレリーズ DIXNA(ディズナ) スティック チタン ハブクイックリリーズ

ブログはじめました

10年ほど前に購入したロードバイクですが、ここ数年すっかり乗る機会がなかったのですが、運動不足解消のため再開したので、いろいろ記録もかねて、調べたことや試したこと、そのほかいろいろ書いていこうと思います。

アジリストファストつけてみた

背景 ヒルクライム用ホイールにつけていたタイヤ(アジリストTLR)が何か踏んでしまったようでスローパンク状態になってしまったのでタイヤを交換することに。 今回はパナレーサーのハイエンドで、速くてグリップも良いというレビューをそこそこみるアジリストファストにしました。 走行後。まだ...